プレオルソ
歯が重なったり凸凹に並んでいると、十分に歯みがきができずに食べかすもたまりやすくなります。そのため、むし歯や歯周病にかかりやすくなります。
「プレオルソ」こども歯ならび矯正法とは?
永久歯に生え変わってからでは、1つ1つの歯に固定式の矯正装置をつけてワイヤーで歯を並べる、いわゆる「本格矯正」になりますが、小児(10歳ごろまで)の骨の柔らかい時期に始めることで効果が出やすい矯正方法です。80年以上も前から使われつづけている「機能的顎矯正装置」を新素材のマウスピースに改良した矯正方法です。
マウスピース式なのでお子さんも嫌がりません
固定式の装置は、患者さんによって痛みがでると言われていますが、取り外すことのできるマウスピース式は一般的に痛みが少ないと言われており、痛みがあれば自分で口の中から外すことができます。また、学校に行くときは家に置いていくので、見た目が気にならず、歯磨きの邪魔にならないことも安心です。
お子さんのこんな事で悩んでいませんか?
「プレオルソ」は、取り外しの出来る「マウスピース式矯正装置」です。永久歯に生え変わる前に使うと効果が高いと言われています。
こんな治療効果が期待できます
歯ならびの改善
受け口や出っ歯の改善
かみ合わせの改善
口呼吸を鼻呼吸へ
お口ポカンの改善
発音や飲み込みかたの改善
プレオルソは「咬みあわせ」と「歯ならび」を改善すると同時に、機能的な側面「口呼吸から鼻呼吸へ」を非常に重要と考えています。プレオルソを使って行う独特な機能的トレーニング法は、この「口呼吸から鼻呼吸へ」の改善を促します。 この改善がお子さんの歯ならびだけでなく成長・発育にもとても大切だと考えています。
小児の大事な時期こそ「プレオルソ」
10歳ぐらいまでの骨の柔らかい時期に使うことで、大きな効果を期待できる治療方法です。「家にいるとき」と「寝ているとき」にだけプレオルソを装着するため、お子さまでも無理なく始められます。
いろいろなタイプの歯ならびを改善できます
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出っ歯
横から見た時に
上の歯が出ている
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受け口
横から見た時に
下の歯が出ている
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叢生・乱ぐい歯
顎が小さく
歯ならびが凸凹
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開咬
奥歯はかむけど
前歯が閉じない
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深いかみ合わせ
上の歯が下の歯に
覆いかぶさっている
プレオルソの使い方
かみ合わせの状態によって、さまざまな発音障害がでてきます。とくに英語などの外国語の発音が難しくなります。
ご自宅での使い方
日中:
できるだけ長い時間装置を入れて過ごします。このとき、基本はお口を閉じるようにしますが、もちろんおしゃべりをしても問題ありません。
就寝時:
装置を入れたまま、お休みください。
トレーニングを併用することでさらに治療効果が高まります
- 舌・口元のトレーニング
- 発音のトレーニング
- 水を飲み込むトレーニング
症例
治療前
姿勢が悪くいつも口が空いている状態でした。
矯正をしても後戻りをする可能性を説明しまずはプレオルソを開始する事をお勧めしました。
治療後
プレオルソ後1年。
姿勢も改善の傾向があり、出っ歯な感じも解消できました。
この後本格矯正に入る事になりました。