口を開け閉めする時に違和感があったり、カクカク、パキンというような音がしたら顎関節症かもしれません。
顎関節症は、一つの原因だけではなく、さまざまな原因がからみ合って発症することが多い病気です。原因としては、ストレスやあごに負担をかける食いしばりや歯ぎしりのクセ、かみ合わせの不具合などが考えられます。わずかなかみ合わせの異常でも頭痛や肩こりになったり、首筋が痛んだりする患者さんもいらっしゃるのです。
そこで、治療もかみ合わせ治療だけでなく、症状を和らげる薬や心理療法、原因となるクセを改善する運動療法などを組み合わせて行います。当院では、これらに加えて、症状軽減に効果の高いマウスピースによるスプリント療法を行っています。あごの不調に悩まれている方はぜひご相談ください。
顎関節症の原因と考えられるリスク
- 歯並びや歯の欠損によるもの
- 骨格的な要素
- 精神的なストレス
- 筋肉痛を含む筋肉のバランスの不具合