インビザライン その2
2016年05月07日 [スタッフブログ, 医院ブログ]
しばらくぶりです。今日はインビザラインをするにあたり、型取りをした後のお話です。
郵送した模型や、送ったデータの他に、診断を加えます。
患者さんの治療希望や、治療期間、顎間ゴムの使用の有無、前歯だけか、全体的に動かすか・・・・などなど。
全てを良くする治療というのは難しく・・・たとえば、絶対抜歯したくない!と矯正しようとすると、抜歯すれば2年ほどで終わる治療が、4年くらいに伸びてしまったり。
私の場合、本来なら出っ歯なので、抜歯した方が良いと矯正の先生に言われた事があるのですが、親知らずならともかく、他の歯は絶対抜きたくない!という気持ちが強く、しかし、嘔吐反射がありただでさえオエっとなりやすい私が4年の歳月をマウスピースとともに過ごすのも自信がないのもあり・・・・でも、前歯だけより、せっかくだから全体的に治したい!(実は右の小臼歯と左の大臼歯くらいしか噛んでおらず、食事の度にズレるのか、ものによってはキュッキュッと音がするのも気になっていました・・・というか、自分の頭にだけ響いていると思ってたら、横に座っている人にも案外聞こえてたんですよね)
ということで、ディスキングを選択。
隙間の限度がありますが、全体的に歯を少しずつ削ることで、抜歯をしないでスペースを確保します。
他、細々とした設定を加え、2年弱で全体的に歯並びが治るそう。
ここは、こうすると、こうなります、というシュミレーションを元に、いろいろ変更をかけて修正して、最終治療計画を作ります。
・・・実は割と面倒な作業です。
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