ヨーロッパにおける歯科治療では広く使われているコーヌスクロネとは、今までの部分入れ歯のようなクラスプ(バネ)を使わないで、2重構造でできた冠を使ったはめ込み式の構造の義歯の事です。
イメージとしては、茶筒本体と蓋の原理でしょうか。クラスプだと、どうしても動きがでてしまいますが、コーヌスクロネはしっかりと固定されるので義歯の動揺が少なく、支える歯の負担が軽くなるメリットがあるのです。
クラスプがないので見た目も美しく、
義歯全体を小さくできるので違和感が少ないのもコーヌスクロネの優れた点と言えるでしょう。