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先天性欠如歯

2016年10月16日 [医院ブログ]

本来、人間の歯は乳歯が20本、永久歯が28本(親知らずを除く)とされています。
ところが近年、永久歯が28本よりも少ない先天性欠如歯の方が増加しています。日本小児歯科学会の調査によると、全国の7才以上の子供約1万5000人に関して10人に1人の割合で永久歯28本が生え揃わない子供がいる結果になっています。
成長過程になっても、いつまでも乳歯が生え変わらなかったり、6歳臼歯が生えてこなかったりすると注意が必要です。
一般的に永久歯は乳歯のある場所から生えてきますので、中心に近い5本分は乳歯の変わりに生えてくる事になります。
その外側の3本は永久歯としてだけ新しく生えてきます。
歯の先天性欠如とは本来あるべき永久歯がない事が原因して、乳歯がずっと長く残っていたり、歯に隙間ができたり、歯並びが悪くなったりすることが多いといわれています。
永久歯は親知らずを除くと28本になりますが、本来生えて来るべき永久歯が生えて来ないことを先天性欠如といいます。
乳歯の下では永久歯になるための歯胚(歯の卵のようなもの)が作られますが、何らかの原因で歯胚が作られない場合は永久歯が生えてこないで先天性欠如歯となってしまいます。
この先天性欠如歯の原因は明らかになっていません。
原因としては全身疾患や薬物の副作用遺伝、妊娠中の栄養欠如などが指摘されていますが、その因果関係は現在でもはっきりしていないのです。
子どもの10人に1人に先天性欠如がみられるとは驚くへき調査結果ですが、本来あるべき永久歯がない場合には将来的な治療計画が必要になってきます。
かかりつけの歯科医院でしっかり相談されて下さい。

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