海外旅行で行くにしても、居住するにしても殆どの国は日本と比べて歯科治療費が高額になってしまいます。これは歯科に限った事ではないかも知れませんが、もしもの時の為に少しでも治療費が安くようにしたいものです。 まず、ワーキングホリデーや海外赴任などで現地の居住されている方はプライベート保険への加入をお勧めします。国によっては、初診の時に契約している保険を確認してから治療を開始するケースがあるのです。また、保険のプラン内容によっては、歯科治療が保険適用外になるという場合もあるので、既にプライベート保険へ加入されている方でも一度保険内容を見直した方が良いかもしれません。 旅行で行かれる方は海外旅行保険を利用されている方が多いと思いますが、その場合でも歯科治療も保険適用になるのか確認しておきましょう。日本では数千円と思われる簡単な治療も海外では思わぬ高額な出費になる場合があるのです。 日本の社会保険や国民健康保健に加入している場合、海外で受けた歯科治療費の一部還付が認められています。この場合、給付の対象となるのは日本国内でも保険適用が認められる治療方法になります。こういった場合、まず治療後に一旦治療費を自費で全額を支払った後に請求手続きをすることになります。 申請の際には、現地の医師が記入した診療内容明細書および領収明細書が必要となりますので必ず請求して保管するようにして下さい。