私が生まれ育った地域には「小昼飯」(こぢゅうはんと読みます)という、ちょっとお腹がすいた時に食べる郷土料理があります。
暑い夏の日は料理を作るのも億劫だし、夏休みは毎日昼ご飯を考えなければ…お母さんは大変ですよね。そこで、子どもと一緒に作れる我が家のおばあちゃんの味「たらし焼き」を紹介します。
【材料】
冷ご飯 茶碗1杯(小)
シソ(大葉) 10~15枚 (実家では赤シソでした)
長ネギ 1本
小麦粉 2カップ
卵 1個
和風だし 小さじ1
味噌 大さじ2
水 1カップ
油 適量
【作り方】
- ご飯はザルに入れ、流水で洗ってぬめりを取ります。
- ネギは小口切り、大葉は千切り(やや太め)にします。
- ボールにすべての材料を入れ混ぜ合わせます。
- フライパンに多めの油をひき、③を好みの大きさ(小判型)にたらして
- 両面を焼きます。
シソの葉はとても栄養価が高く、ビタミン・カルシウム・鉄分も豊富です。また、香りの成分であるペリアルデヒドには防腐・殺菌効果もあります。ご飯を入れず、お好み焼きのあっさり版のようなたらし焼きが一般的ですが、我が家ではご飯が少し残った時のリメイク料理になっています。またしっかりと焦げ目がつくまで焼くので、噛み応えがあります。
夏バテと食中毒が気になるこの季節・・・冷たい麺類だけでなく、しっかりと噛む食事として「たらし焼き」はいかかですか?