世界的に見て、日本はとても恵まれています。
食事も美味しい、生活環境は清潔、医療水準は世界トップレベルです。
歯科関係者ボランティアでよく行かれる場所にカンボジアがあります。
五條先生も昔行っています。
カンボジアは最近急速な経済発展により著しい「食の欧米化」や「食の多様化」が起き
食生活が激変しています。
それに伴い、歯科医療も発展し予防が広がればよいのですが
歯科予防知識は置き去りに、食生活だけが欧米化した影響で子供たちの口の中は
ボロボロな状態。
このままでは食べ物が多様化しても、歯が無く食べられないという現実が迫ってきます。
日本の子供に対する「仕上げ磨き」の定着は戦後、歯科業界や国の努力によって獲得してきた成果です。
仕上げ磨きが存在しない社会の中で、欧米化する食生活を送りながら子供の歯を虫歯から守るには継続的なコミュニケーションと教育以外にありません。
しかし、日本も他人事ではありません。
子供の虫歯は年々少なくなってきているデータはありますが、地域差や所得差などを感じ、
現場の衛生士として予防の定着はまだまだこれからの課題だと感じています。
歯科医院に継続来院することは、予防に対する知識を得るきっかけにつながります。
まずは、大切な人の健康を守るために、継続通院を始めてみませんか。
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