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むせない喉の作り方パート2

2017年04月24日 [医院ブログ]

嚥下障害が悪化した場合には、食道を縫合してしまい胃瘻(胃らのチューブでの栄養補給)等の手術療法が医科ではよくおこなわれます

しかしながら、早期に発見し対応すれば歯科医院などでのハビリテーションで十分改善されます。

また自宅でも日ごろから、次のようなトレーニングをすることで予防や改善ができるので、生活の中に取り入れてみましょう

食事の前に行うと、より効果的です。

 

1呼吸のトレーニング

鼻から吸って口から吐き出す

実はこの単純なことができない日本人が多くなってきています

骨格的にも口呼吸になりやすいのがスマートフォンなどの普及で猫背になり鼻で呼吸がしにくくなっています

呼吸機能を高めることで、気管に食べ物が入った場合でも排出しやすくなります

まず「口から」ゆっくり息を吐き出し、最後はお腹をへこませるまで息を出し切ります

そしてゆっくりお腹まで息を入れる感じで「鼻から」吸っていきます

これを繰り返すことで排出の機能が向上していきます

 

 

2,発音のトレーニング

 

モデルの梨花さんがご自身の本でも紹介しているパタカラ体操

パ行(パ、ピ、プ、ぺ、ポ)、ラ行、タ行、カ行を繰り返し発音します

これらの音を発する時には、食べ物を飲み込む時と同じ口、舌、のどを使うので、器官を鍛えることができます

確かに表情筋も鍛えられるので良いのですが私が勧めるのは

 

「カラオケ」

 

やっぱり歌って、飲んで、騒いでが一番です

大きな声を出して盛り上がってみるのはどうでしょう

 

 

3,首や舌のトレーニング

首や口・舌の周辺の緊張をとり、リラックスさせることで、飲み込む時の筋肉運動をスムーズにすることができます。

 

首のトレーニングは、肩の力を抜いて、首をゆっくり前後・左右に動かし、首筋をしっかり伸ばすようにします

私のお勧めは「おでこ体操」手を額に当てて、おでこと手で押し合いをします

その時首の前側の筋肉が緊張していることを感じながらやると良いでしょう

 

舌の場合は、思い切り前に出したり、引っ込めたりします

舌の体操はパタカラ体操と一緒にやると良いのでその変法として福岡県の耳鼻科医である今井一彰先生が考案したのが「あいうべ」体操です

大きく口を開け「あ」

口角を引っ張って「い」

口を尖らして「う」

そして最後は舌を思い切り出して「べー」

発音はしなくても結構です

インフルエンザの予防にも、姿勢の修正にも効果的とされています

 

 

嚥下障害の症状が進んでいる場合には、ぜひ歯科医院まで問い合わせください

医院によってトレーニング方法は異なりますが、食べ物を口に入れてうまく飲み込む練習など、より実践的なトレーニングも取り入れられています

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