先日、福岡県のみらいクリニックの医師、今井一彰先生の講演を聞いて参りました。
今井先生は「鼻呼吸を日本の文化に!」を目標に掲げ、「あいうべ体操」というお口の体操を推奨しています。今回はこの「あいうべ体操」により、多くの患者さんが長年抱えてきた悩みを改善へと導いた例も多数拝見させていただきました。
効果が見られるものとして
あ → アトピー性皮膚炎
い → インフルエンザ予防
う → うつ病
べ → 便秘
などがあげられ、全身の免疫力をアップさせると評判の体操です。この体操を毎日続けることで、口呼吸を鼻呼吸に戻すことができ、数日から数か月でお悩みの症状改善が見られています。
歯科でも、高齢者の方の多くが悩まされている口腔乾燥症(ドライマウス)は、口呼吸が原因の一つで、鼻呼吸を習慣付けることで改善が可能です。またお口の機能維持のためには、口や舌、口周囲の筋肉を鍛えることが重要となることから、五條歯科医院では「あいうべ体操」を積極的に指導しています。
「あいうべ体操」の方法は、「あ、い、う、べー」と一語ずつお口をしっかり大きく動かします。これを1セットとし、1日30セットを目安に毎日続けます。「きらきら星」の歌に合わせ、「あ、あ、い、い、う、う、べー♪ あ、あ、い、い、う、う、べー♪」と1曲歌うと12セット行なったことになり、1日に3回歌うとその日の目標が達成しますので、この方法もお勧めです。
もっと詳しくお知りになりたい方は、是非、五條歯科医院にお気軽にお尋ねください。
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