インビザラインが終りに近づいた・・・なんて言いだしてから早数カ月。
もっと早く終わる気がしていたんですけど、残り8個だとして、二週間に1回交換でいけば、4カ月も先の話でした・・・
まだ数回残っていると、あまり変化がないので、少し違うお話しを。
インビザラインの適応は、だいたい高校生くらいからと言われています。
少なくとも、12才臼歯が生えそろってからが適応です。
12才で生えはじめ、完全に生える頃には、14才くらいにはなっています。
マウスピースで動かしていくので、顎の骨は基本的に動かさず、歯だけで動かして並べていくものになります。
一般的な金属のワイヤーを使う矯正=ブラケット治療に変わるものだと思っていただいて大丈夫ですが、メリットとデメリットがあります。
インビザラインのメリットとして、
- 見た目が綺麗。矯正中と他の人に気づかれにくい。
- 取り外しが出来るので、歯磨きしやすい。むし歯になりにくい
- いざトラブルがあって痛くなっても、いったん外しておけるので、困りにくい。痛みが少ない。
- ブラケットをつけられない噛みこみが深い歯並びの場合でも矯正が可能インビザラインのデメリットとして、
- 取り外しが出来る為、使わないと何時までたっても動かない。使うのを忘れると、2週間で交換が、3週間4週間で交換と時期が延びる可能性がある為、ブラケット治療より時間がかかる可能性が高い。長期の場合は、途中で見直す必要があり、型取りをし直す事がある。
- インビザラインを洗う手間がかかる。別途洗浄剤が必要になる。
- あまりに歯並びが悪いと、マウスピースが入れられず、適応外の場合があります。ブラケット治療はこの逆になります。なにせ、1日20~22時間使用してください、という使用法ですからね!ちなみに、マウスピースでも、子供の頃に使用するものは、もっと使用時間が短いので、親主導でも使いやすいものとなっています。
- このあたりは、7月の医院内のミニセミナーでもお話しする予定です★
- インビザラインは自身で行っていく意思が必要な為、自分が周りに気づかれにくく歯並びを直したい!と思っている人にお勧めです。