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フッ素入り歯磨き粉は体によくない?!

2017年06月08日 [スタッフブログ, 医院ブログ]

フッ素=むし歯予防、というイメージもずいぶん定着してきたように思います。一般的にフッ素は、むし歯菌の殺菌や、歯の再石灰化を促進するので、むし歯予防に効果的なものとされています。特に生えたての大人の歯や乳歯はむし歯になりやすいので非常に有効でフッ素洗口やフッ素入り歯磨き粉の適正な使用がむし歯予防効果をより高くすると考えられてきました。日本でも、今年の3月から、薬用歯磨き粉に含まれるフッ化物濃度の上限が、1000ppmから1500ppmまで引き上げられ、より高いフッ素濃度に、より高いむし歯予防効果を期待する反面、フッ素の使用に関してはまだまだ賛否両論あるのが現状です。

フッ素はむし歯予防には非常に良いのですが、飲み込んで体内に入るとあまりよくないからです。幼児期に過剰のフッ素を長期間摂取し続けると、歯牙フッ素症(斑状歯)という副作用が発生する事があります。これは歯に白い斑点が出たり、ボロボロになる形成障害です。フッ素を長期間に渡り飲み込んで体内に入った場合に起こるので、欧米人に多く見られます。欧米では水道水にはフッ素が含まれているためです。 フッ素は良い所もある反面、逆に取りすぎると歯に対して大変危険なのです。 結論としては、歯磨き粉の日常使用であれば、飲み込まない事を前提とすれば問題はありません。しかし、歯の形成期にあたる幼児が飲み込んでしまうことは問題があるので、低濃度の小児用のものを使用するか、歯医者さんで塗ってもらいましょう。

 

 

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