こんにちは。歯科衛生士兼ヨガインストラクターの山崎です。
3月は花粉症についてご説明しました。今回は花粉症、アレルギーなどに効果の高いヨガのポーズをお伝えします。
花粉症に効果的なヨガのポーズ
前回のブログでは、交換神経を鎮めることが大切であるとご説明いたしましたが、交換神経が鎮まると、副交感神経が優位になります。副交感神経を優位にするためには、身体の前面を伸ばすポーズが効果的です。
マツヤ・アーサナ(魚のポーズ)
- まず仰向けで床に横になり、足を揃えて伸ばします。足の指もくるぶしから指先までそろえておきます。
- 息を吸いながらお尻を浮かせて、手の平を下に向けお尻の下に入れます。
- 腕を背中の下にしまいこむように、肘と肘を胸の下で寄せ合わせます。
- ひと一息吐いてから、息を吸いながら、肘で床を押し付けるようにして、胸を天井へ突き出していきます。
- 胸を開き、肩甲骨を軽く寄せ、頭頂部を床につけて首を長く伸ばした状態で5呼吸ほど深呼吸します。
リフレッシュ効果があるといわれるポーズです。肩こりや不眠にも効果があります。ポーズがとりづらい方や首に痛みを感じる方は、膝を立てて両膝両足を肩幅に開くと少しラクになります。難しい方は頭頂部を床につける必要はありません。
このポーズが難しい場合は、身体の後ろで腕を組み、肩甲骨を中央に寄せ、胸を開いてください。
ヨガのポーズに慣れていない方は、ポーズによっては身体を痛める可能性がありますので注意して行いましょう。痛みや違和感がある場合は、我慢して続けるのはよくありません。まずは、呼吸から続けてください。日ごろ口呼吸になってしまいがちな方は、意識して鼻で呼吸するようにしましょう。(口呼吸に関しては、当院の過去のブログに「あいうべ体操」の記事があります。そちらも参考にしてください)
ねじりのポーズも効果的です。
ヨガは続けることにより、より効果が実感できるようになります。鼻呼吸だけでも続けてみてください。
次回は、より良い睡眠の為にできることをお伝えしたいと思います。