妊娠中は、女性ホルモンの分泌量の変化が誘因となり、特定の歯周病原因菌が増え、その結果歯肉の腫れや出血が多くみられることがあります。また妊娠中は、悪阻による嘔吐などで口腔内が酸性になりやすくなることから、いつも以上に歯磨きが重要になってきますが、歯ブラシを口に入れることさえ苦痛となることから、充分な歯磨きが出来ないという人もいます。この場合、いつも口の中がネバネバして、口臭が気になるというお悩みも耳にします。しかしながら、妊娠中であってもお口の中のメインテナンスをしっかり行わないと、様々な口腔内疾患が進行してしまう可能性があります。妊娠中の歯周病の悪化は、早産や低体重児出産のリスクが高まると言われています。生まれてくる赤ちゃんのためにも、むし歯や歯周病からお口を守ることがとても大切です。
横浜市では、毎年1万人を超える妊婦さんが歯科健診を受けられています。五條歯科医院は、横浜市の妊婦歯科健診実施医療機関に指定されておりますので、区役所で母子健康手帳を受け取られた際に同封されている「妊婦歯科健診受診券」をご持参いただければ、妊娠期間中に1回、無料で歯科健診を受けることが出来ます。また、この歯科健診で口腔内にトラブルが見付かった場合、ご体調に合わせた治療を行い、マタニティライフをサポートいたします。先輩ママスタッフも多く在籍しておりますので、安心してご来院ください。
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