上司になってわかったことがあります
「こんなに責任が重かったなんて…」
生死与奪とはよく言ったもので
上司が判断を誤ったりすればそのまま部下の人生が家族が狂ってきます
上司が上手くいけばそのまま部下の待遇は上がりもちろん家族もハッピーになります
歯医者は必ず人を使う立場になる
学生時代から散々言われてきたことですが
ただ単に
「スケーリングしておいて」
「カルテ出して」
「会計おねがい」
と命令するだけではなく
なぜいまこの瞬間にそのスケーリングが必要なのか
そのスケーリングをすることでどうしてもらいたいのか
その結果、部下と顧客(患者)がどうなると良いのか
まで気にしなくてはいけないのは字面ではわかっても行動が伴わないことが多いのです
解っていると当然のように思ってやっていると部下は全く解ってなかった
上司の背中を見ているものと思っていたら足元しか見てなかった
なんてことは日常茶飯事です
当院では年2回方針を説明し
月二回全体的な会議の場で確認し
3ヶ月に一回個別に面談をして
さらに朝礼で伝えても
100あるうちの1が伝わるかどうか…
1伝わった時の嬉しさはひとしおのものですので
なかなかこの立場は去りがたいものですが
どうか新しく上司になる人にはこの大変さを理解してもらいたいものです